人材派遣に関するルール

 人材派遣に関するルールはいろいろあります。ふつうの雇用関係とは違う点が多いですので人材派遣に関するルールをしっかり確認してほしいと思います。人材派遣でのルールのなかで重要な点は、指揮・命令の系統に関するルールと人材派遣が禁止されている職種に関する内容です。このページではこの二つの内容を説明しますので確認をしてください。
 まずは指揮・命令の系統に関するルールを説明します。まず、派遣労働者は派遣元会社のスタッフであることを確認してください。基本的に毎日の勤務では派遣先会社へ直接出勤することになります。しかしあくまでも派遣労働者は派遣元会社のスタッフです。ここを間違うとトラブルの原因になります。だから、雇用条件の変更などは派遣元会社との交渉になります。派遣先会社は契約条件などの面での交渉は担当しません。派遣元会社が派遣労働者の管理を行います。しかし全部の管理を派遣元会社がするわけではありません。日々の業務に関する指揮や命令は派遣先会社から受けることになります。このような二重の関係をうまく理解して毎日の業務を行いましょう。
 つぎに人材派遣が禁止されている職種に関する内容を説明します。有名なところでは、建設や警備関係の業務への人材派遣は禁止されています。もしもこのような業種への派遣があった場合には違法な人材派遣になりますので注意をしてください。また、医療業務への人材派遣も禁止です。人間の生命に関する内容になりますので長期間にわたる専門的な人材が確保されるべき業種です。医療関係への人材派遣は禁止されています。あまり身近ではないところでは港湾労働への人材派遣も禁止されています。細かい部分ではいろいろな業種への人材派遣が禁止されています。これは労働者の保護の目的もありますので、安易に違法な人材派遣への参加はやめておきましょう。危険な業務を避ける目的もありますのでしっかりと理解をしてください。

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